成金を嫌う日本人
- 山下 航太朗
- 2018年10月6日
- 読了時間: 2分
更新日:2018年11月4日
日本人は昔から成金を嫌う傾向が強い。しかし、成金こそ努力の賜物ではないだろうか?と僕は思う。元々、お金持ちの家に生まれ、財産を得る場合はその人にビジネスセンスも勤勉さも努力も何も必要ない。必要なのはその家柄に産まれるという運だけだ。
一方、成金とういのは少なからずリスクを追って財を成したわけで、どちらがドラマチックで面白かというと、どう考えても後者であると思うし、ロマンがそこにはあると思う。
そして、僕はそういう人の話を聞きたい。元からお金がある人の話よりも、元ホームレスから大成功した堀之内九一郎社長(現在、会社は倒産し消息不明)のような人のほうが夢があるし面白い。そして何より、それが本当のビジネスセンスだと思う。
アメリカではアメリカンドリームという言葉がある。それを、日本では成金と言われることがある。成金をバカにする風潮ほど恥ずかしい物はないと思う。成金こそ努力やリスクを追った成果であると考えるからだ。大抵、成金を嫌うやつでお金持ちはいない。そして彼らはリスクを追わない。結果、お金を得るというIQが上がること無く、一生を終えてしまう。
僕は声を大にして言いたい。成金なんて言葉やめてジャパニーズドリームとでも今日から呼ぼう!
出る杭は打たれる、しかし出すぎた杭は打たれない。そんな杭になればいい。日本人特有の妬みや同一視感覚は個人の能力を押さえつけてしまう。皆、平等で美しいなんていうのは他の国でやればいいわけで、日本は資本主義である。幼稚園のかけっこで最後は並んで皆一位なんておかしいと思う。努力して練習している子供は一位。適当に過ごしてきた子供はビリ。それでいいと思うのだ。
ジャパニーズドリームを手にした成金をもっと温かい目で見て、どうしてそうなれたのかの知的好奇心で頭をいっぱいにしたほうがきっと楽しい。そして、人生が充実するヒントがそこにはあるのだと僕は思う。

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