マルチビジネスが儲からない理由
- 山下 航太朗
- 2018年11月4日
- 読了時間: 3分
更新日:2018年12月4日
初めに伝えておくと、私はマルチビジネスを基本的に一切やらないし、やっていない。なぜかと言うと日本では法律改正や、ネズミ講とマルチビジネスの区別のつかない人たちが多すぎるせいで、このようなビジネスモデルを今からスタートさせて儲かる人は才能のある人か本当の先駆者だけになるからだ。
もっと言ってしまえば、このようなビジネスは残念ながら今の日本では人から嫌がられることが多い。特に若者はこのようなビジネスに非常に敏感に反応し嫌がる。
しかしながら、マルチビジネスが悪いわけでも某大手A社が悪いわけでもない。むしろA社の商品は素晴らしい物が多い。試しもせずに批判する人たちが多いが、そういう人はビジネスとは別にその商品を実際に購入し試して使ったことがあるのだろうかと疑問に思う。
どういう風にコンプライアンスを守っているのか、しっかりとした会社なのかを知っているのだろうか?
大抵の人たちは知らないまま、なんとなくという感情だけでマルチビジネスアレルギーを起こしているのが現状だと思う。
だが、データは嘘をつかない。最大手で言うと、誰もが知っている業界最大手A社。このA社の値段の高いとされる浄水器は浄水器として世界一の売り上げを誇る。もし、ネズミ講の作るそんな怪しいインチキ商品だとしたら、このような世界的企業とし10年以上も君臨し続けるだろうか?
世の中はそんなに甘くはないし、消費者は素直だ。
実際、我が家でもA社の浄水器は購入し使用している。
それはなぜか?
答えは簡単。目隠しをしても水の味の違いが分かるレベルに美味しいからだ。ブラインドテストで何度やっても当てられる。そして、知らない来客に水を出しても美味しいと言われることがある。これが現実なのだ。
では、なぜビジネスとして儲からないし手を出すべきではないのか?
それは、日本の法改正によって第三者にこのようなビジネスを伝える際は会う前に「会社名、商品を買ってほしい趣旨、ビジネスとして考えて欲しい趣旨」を伝えないといけないと言う法律があるからだ。
この法律を理解し、コンプライアンスを守りながらこの手のビジネスをしている人がいったいどの位いるのかと思う。ほとんど守られていない。
そして、一部の悪い人たちが人を騙すように売りつけ、契約させた結果、日本ではこのような悪いイメージが定着してしまった。
そう考えると自ずとA社のようなマルチビジネスがビジネスとして日本においては難しいことが分かる。少なくとも、儲けることが難しい。
正しい情報を持ち、情報強者になることがビジネスでは大事だと思う。いい商品は良い。でも、コンプライアンスを守るのであれば、マルチビジネスは仕事としては余程の運と才能が無いと儲からない。これが、私の日本におけるネットワークビジネスの考えであり答えだ。
唯一、これから流行るであろうマルチビジネスは電力自由化に先立って、電気権利ビジネスだろうと予測する。これは一定数の大金持ちを生み出すだろう。電気の無い生活は考えられないからだ。安く電気が買えるのであれば、東京電力などから変更する人たちは沢山いる。
そう、消費者は素直なのである。
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